大野春樹君率いるラテントリオ「パライソ」のディナーコンサートが、2000年12月上旬に国立のレストラン・フェルミエールで、6回目を数えて開催された。観客は、立高と大野君の出身である国立二中の同期生を中心に、一般のお客様も数多く参加された。大野君のハスキーな声はさらにみがきがかかって力があり、三人のハーモニーもさすがベテラン素晴らしく、参加者全員を楽しませてくれた。
しかし、コンサートが盛り上がるにつれ、狭い会場で何組ものダンスカップルが所狭しと踊り始めた。彼らの唄をじっくり聞きたい人にとっては大変迷惑なこととも思われるが、僕もまた踊った張本人。誰、彼なく勝手に引っ張り出しては狭い通路で踊りまくっている様は、コンサートというより仲間内のパーティーのようであった。とりわけ湯川夫人と藤田夫人によるフラメンコのデュエットは圧巻であった。
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ともあれ、参加した全員が大いに楽しめたものと確信している。また、どこかでパライソのコンサート（というより、パライソをさかなにしたパーティー？）が開かれることを楽しみにしている。まだ一度も行かれたことのない方は、毎年年末に行われるので、ぜひ！ （根岸佑治） |
