○東京都高尾自然科学博物館
学芸員
新井二郎君に聞く
●インタビューと構成
丹羽豊/横井二朗
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八王子の連中から
「青梅の山猿」ってバカにされ
●こんにちは。
○新井 こんにちは。どうぞよろしく。
●前回のこの『おしごと拝見!』では美術館学芸員の浅井京子さんに登場していただき、今回は同じ学芸員といっても、自然博物館の新井二郎君ですね。なんか学芸員づいちゃって・・・
○新井 なぜでしょうね。 ●うーん、なぜでしょうね。ちょっと変わったお仕事だからかなあ。それになんとなく立高生らしいっていうか、つまり一般的な生き方にあまり頓着しないで、自分の好きなことをやっているように感じるからでしょうか。
○新井 それはそうかもしれませんが、かなり厳しいですよ、この道も。(笑)
●それに、いろんな人がこのページの取材候補になっているようですが、『泰山木』の読者アンケートでも、われわれ中高年の関心事とか、これからの生き方を考えていく上で、「自然志向」みたいなのが割とテーマに挙がっていたこともあって、じゃあ、専門家に聞いてみようかというようなことになったようですよ。まあともあれ、まず、自己紹介みたいなことから・・・。 |