関東山地の南東端にある高尾山は、中生代白亜紀の地層を基盤とした、標高599mの小さな山ですが、暖温帯の上限にあたり、変化に富んだ森林が守られてきたため、植物も動物もたくさんの種類が生活しています。展示室は1・2階にあり、1階では、私たちの住む東京の大地の生い立ちや、かつて暮らしていた動植物の化石、そして現在の地形や気候と、そこに見られる森林や両生類・爬虫類を紹介します。とくにナウマンゾウの原寸大の骨格標本があります。また2階では、高尾山を |
はじめ東京の自然のなかに暮すけもの・野鳥・昆虫など、いろいろな動物たちを紹介します。また企画展示室では企画展や特別展示を行っています。3階には図書コーナーや講堂があり、高尾山の自然に関する図書があります。また高尾山の自然や動植物の名前調べなどにもご利用ください。講堂では、自然講座や自然観察会など自然に関する集会が行われます。自然の宝庫・高尾山は生きた博物館です。 |