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浅井(成田)京子さんが館長をに!
八王子夢美術館オープン
野口(青木)住江
開館挨拶をする浅井館長
 平成15年10月18日(土)。八王子にひとつ、新しい美術館がオープンしました。その前日の17日にはオープニングセレモニーがあり、招待者のみの会場だったのですが、「泰山木」の専任カメラマンの野崎晴美さんと私の二人で取材をしにいきました。それというのも、八王子市民待望の文化の核がやっと出来たということだけではなく、なんと、ここの館長に就任したのが、立高16期の仲間浅井京子さんだったからです。
 「ひらけ、ゴマ!」。 浅井館長の第一声とともに、八王子夢美術館が誕生した瞬間です。
 館長自慢の作品はシャガールの「ダフニスとクロエ」、マティスの「ジャズ」の一連の作品、エルンストの「石化する森・灰色の森」の二部作だそうです。
 そしてユトリロ、シャガール、キリコ、エルンストなどをはじめ八王子出身の小島善太郎氏、鈴木信太郎氏の絵画、さらには立高の先輩・城所祥さんの版画など“夢”をキーワードとする多くの作品が展示されていました。
 浅井さんといえば、創刊準備号でも紹介されたように、学芸員をやっておられた富岡美術館、つまり東洋美術のイメージが強かったのですが、今度はフランス・パリを中心とした作品の展示が多く見受けられました。
関係者と館内

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