この年齢になって分かった「大人の修学旅行」 |
|
二日目の会食場所は京都のおばんざいを楽しもうということで尾崎さんご推薦の店、「百足屋」。この会食のために駆けつけた中島さんのお出迎えがあったのは嬉しかったし、早川さんのもう一人の若いお友達の紀平さんが参加されたのも、早川さんの幅広い交友関係が分かる気がして興味深かった。この二人の若者は礼儀正しい好青年でおまけにハンサムでもあり、私達おじさん、おばさんの誰もが一度でファンになってしまったという、今どき珍しい素敵な若者達だった。
百足屋は江戸時代に建てられた家を改装した町家の雰囲気のお店で、卒業以来初めての参加という京都在住の片桐充(現在、京都精華大学学長)さんが来られるまでの間、女性軍はお部屋を探索。京都特有の中庭に面したお座敷が会場だったが、昔は土蔵だった部屋や、その狭い階段を上がった二階の二人だけのための?(お座
布団二枚)小部屋等、周りに飾り皿や民芸品小物が飾ってあったりするのを見るのは、いろいろ物珍しくて楽しかった。
だいぶたってから、立高時代はスポーツ刈りの短い髪というイメージだったが、今は髪を伸ばしりっばなアゴヒゲの片桐さんが登場。みんな四十年振り?のご対面となった。女性の視線は、みな片桐さんに集まってしまい、途中で今夜帰京の岸本、小柴さんが退席されるまで片桐フィーバーが続いた。せっかくのおばんざいも、はてさてどんなご馳走がでたのやら?普段だったら、この食材は?とか、どんな風に作るのかとか、この器はいいわねえとか、ゆっくり眺めてあれこれ味わいながら食するのだが、今回は皆さんの話に気をとられて余裕がなくせっかくのおばんざいをゆっくり味わった記憶がなかった(尾崎さんごめんなさい)。
|
|